サミュエルオールコックの１８４０年代のお品です。
優しいピンク色のバラを中心に英国らしいコテージガーデンで咲いているようなお花のブーケが手描きで描かれています。
ヴィクトリア時代が始まり、紅茶を楽しむ時間が庶民にどんどんと広がっていき始めた時代です。
鮮やかな美しい黄緑色と細かな金彩模様、繊細な手描きの花は1客ずつ絵柄が異なります。
末広がりの紅茶の色が美しく見えるシェイプのカップは、ウェステットカップと呼ばれます。ハンドルはカップの縁よりも高いところに付けられたラスティックビーンハンドルと呼ばれます。ソラマメのような豆の形をしていることから名付けられているのですね。なんだか、可愛らしい呼び名です。

大きさ：ティーカップ口径１０．３cm　高さ５．７cm　ソーサー１５．６cm
状態・・・⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎　肉眼ではわからないくらいのとても小さなヒビがカップの縁のハンドルの近くに見られます。（詳細写真参照）ソーサーに細かな貫入が見られます。カップには貫入はございません。