アイボリー色の優しい色合いの素地に手描きでバラの絵柄が描かれている、リモージュの１９００年初期のお品です。
バックスタンプから、レダン窯の１８９１年から１９０６年の間に作られたことが分かります。
ロココスタイルのハンドルと、カップの形も貝殻をモチーフにしたような珍しい形をしております。カップ、ソーサー、プレートの縁は柔らかな波のようなラインで作られており、ブラッシュ金彩がたっぷりと施されています。
フランスのベルエポックの時代のお品です。

大きさ：カップ口径６．３cm　高さ６．５cm　ソーサー１４cm　プレート１６．２cm
状態・・・⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎　カップの縁にほんの少しだけ金彩のすれが見られます。そちらを除けばほぼ完品に近いお品です。欠け、ヒビ、貫入もなく、
とても繊細なリモージュのお品としては、⭐︎５つでもよいくらいなのですが、厳密に⭐︎５に近い⭐︎４です。