1720s "James Smith" (IS)
スターリングシルバー、１７２０年に作られたラットテールのモートスプーンです。

モートスプーンとは、１６００年〜１７００年にかけて、ほとんど英国のみで作られたと言われているスプーンです。
紅茶のことをお勉強されている方にとって、紅茶の歴史に必ず登場するお品ですね。
まだティーストレイナーがなかった時代、カップに浮いた茶葉をすくい取ったり、ティーポットに詰まった茶葉をほぐすために、スプーンの反対側の尖った先を使っていたというのが、定説です。

こちらのお品は、スプーンの裏側のハンドルとのつなぎ目がネズミのしっぽのようになっているもので、このようなつなぎ目のことをラットテールと呼びます。古いスプーン特有の繋ぎ方です。
モートスプーンの中でもとても古いお品となります。

大きさ：12.5cm
状態・・・☆☆☆☆☆　とてもきれいな状態のお品です。