１８００年代後期につくられたジェームス＆ディクソンズのエッグコドラーです。

細かな花模様のエングレイブが施されたドーム状のトップとすっきりしたスタンドのフォルムが上品なお品です。バーナーを置く台座にもされています。フリルのような美しい細工が施されています。
老舗 銀工房・ジェームス＆ディクソンズによりつくられた逸品です。

テーブルで卵を調理し、そのままお出しできる、この時代ならではの贅沢なブレックファスト用のお道具です。
オーナメントとして鑑賞してもとても素敵なお品ですが、実際にご使用いただくこともできるコンディションです。


エッグコドラーとは、陶製の小さなカップに卵を割り入れ、お湯の入ったお鍋でコドル（沸点以下の温度で調理）する様式のものをいまの時代では目にしますが、
こちらのお品は、中に卵をそのまま入れてコドルできる珍しいお品です。
作ったコドルドエッグはスプーンですくって頂苦ことができます。
スティック状にしたトーストを半熟卵にディップして食べるエッグ＆ソルジャーというスタイルは現代でも人気のイングリッシュブレックファストのメニューです。

エッグのサービング以外にも、温かいままお出しするデザートや、
お菓子を入れたり、お花を飾ったりと様々なアレンジもできそうですね。

使い方はドーム型の蓋をあけ中に水を張り、ハンドル付きのホールの開いた中蓋に卵をセットして、下から火で温めます。

バーナーの部分はハンドルの付いた取り外しのきくバーナーの道具が付いています。
こちらは芯を入れるタイプのバーナーではなく、液体燃料を入れて温めるタイプになります。
液体燃料は日本でも手に入れることができます。
詳細はご注文いただきました際に改めてご案内させていただきます。
台座にはティーライトを置いていただくこともできます。


James Dixson & Son 社製
シェフィールドシルバー
シルバープレート製　
No 51254

サイズ：全体の高さ約２4cm　ドームの直径 １２cm　卵を入れる部分の直径３.９cm　
卵が４つ入ります。
状態・・・☆☆☆☆☆　大きなダメージはございません。とても状態のよいお品です