ヴィクトリア時代後期１８９８年〜１８９９年に作られたスターリングシルバー製のティーサービスセットです。ティーポット、コーヒーポット、ミルクジャグ、シュガー入れの４点セットとなります。中くらいの大きさの４点セットはとても珍しいです。

丸みをおびたボディーにスクロールとフローラル模様の打ち出し、そしてカブリオールレッグのついたエレガントなデザインです。小さなお花が散りばめられるように全体に施されており、レッグから広がる大きな扇のようなファンシェイプの模様とその周りを鱗のような紋様で細かく細工されていて、美しく輝いています。

バーナードファミリーは英国のシルバー工房の中でも一番古い工房の中の一つに数えられる歴史の長いシルバー工房です。ヴィクトリア時代には王室御用達の素晴らしいシルバー製品を作り続けた工房としても知られています。

今回ご紹介するお品も、バーナードファミリーの質の高さが伺える美しい装飾とエレガントなシェイプの素晴らしい作品になります。

1898-1899年
B WMJS RD
Walter, Michael & John Barnard with Robert Dubock.
スターリングシルバー
ロンドン製


サイズ：
コーヒーポット　重さ：６６１g
スパウトからハンドル後方まで２１cm　高さ２１.５cm　容量：９００ml　

ティーポット　重さ：６０４g
スパウトからハンドル後方まで２３cm　高さ１５.５cm　容量：７００ml
　
ミルクジャグ　重さ：２２３g
注ぎ口からハンドル後方まで１０.２cm　　高さ１２.３cm　容量：２００ml

シュガー入れ　重さ：２９９g
ハンドルの端から端まで１６cm　　高さ９.８cm
　　　　　　
状態　☆☆☆☆☆　ポットのハンドル、蓋の開閉もしっかりしており、内側も大変綺麗な状態です。ミルクジャグ、シュガー入れの内側の金彩に若干使用したことによる擦れがございますが、４点ともにたいへん状態の良い綺麗なお品です。