こちらは、少し珍しい陶器のお人形です。
上半身だけの人形なので、“ハーフドール”と呼ばれますが、こちらの陶器を使って、ピンクッションやティーコゼーが出来ることから、“ピンクッションドール”や、“ティーコゼードール”とも呼ばれます。
ドイツで１９２０年から３０年代に作られたものです。
以前に、陶器のお姫様のついたティーコゼーや、ビクトリア時代の針山をご紹介したことがあるのですが、この陶器を使って出来ていたものです。
スカートを布や、鍵編みのウールで作ってあげて、ティーコゼーや、針山をご自分で作ることが出来ます。
アンティークのレースを使ってお洋服を作ってあげたら、素敵な置物も出来そうです。

大きさ：（大）高さ６．５ｃｍ（中）高さ６ｃｍ（小）４．５ｃｍ
状態・・・☆☆☆☆　
底の部分の縁に小さな欠けが見られますが、ほとんど分からないほどの小さなものです。
お人形の部分には欠け、ヒビ、貫入は見られません。一番大きいものの人形の部分に作った時に出来たと思われる黒い小さなぷつぷつが見られます。