こちらは、リージェンシー時代（1820年代）のお品です。
スポードは英国の陶器会社の中でも、先駆けて陶器の印刷技術を発明しました。
その頃の銅板印刷で作られた鳥のいる風景が描かれたお品になります。
金彩も細かくエレガントなお品です。

こちらの絵柄の中には、とてもエキゾチックな鳥と植物が描かれています。この時代、まだ未知の海の向こうの世界を、想像の中の動物たちで描かれているものを美術館などで見かけます。
こちらの作品も、そのような一つと思われます。

大きさ：口の直径約7cm　高さ約13cm　ハンドルも入れた幅約12cm
状態・・・☆☆☆☆☆欠け、ヒビ、貫入はありません。ハンドルの一番上の部分にほんの少しだけ金彩の禿が見られます。それ以外は、金彩や絵柄のはげもなく、約200年前のお品としましては、本当に状態のよいお品です。