コールポートは、1790年に英国のコールポートという場所で創立した陶器の会社です。
英国の古い陶器は、大体のものがスタフォードシャーのストーオントレントで作られていますが、こちらは、産業革命のはじまりとも言われる、アイアンブリッジの近くにある村に工場がありました。
今では、その場所にコールポート陶器の博物館がございます。

1863年とRICHARD　HULELME　という名前が、金彩で描かれています。
こちらのようなクリーマー（ジャグ）は、コールポートの特徴的なお品で、
金彩と大胆な花の柄も、コールポートならではの美しいお品です。

訳ありなのは、口のまわりを修復されていることです。
写真でも分かりますように、地の色がクリームがかっていて、修復された跡が分かります。スムーズに修復されています。
それから、写真にもありますように、底にヘアラインがございます。

壊れても、このようにきれいに修復して、今ここにあることを思うと、大事にしてくださる方にお譲りできたらと思います。
手描きの鮮やかな花束は、インテリアの美しい飾りとして際立ちます。

大きさ：口の直径約10cm　高さ約15cm（ハンドルの部分の高さ18cm）
状態・・・☆☆☆　こちらは修復されている部分があります。（写真参照）
口の部分が大きく修復されています。
表面の手描きの花や金彩はとても状態がよく、きれいです。
底にヘアラインがございます。（詳細写真参照）