BILSTON AND BATTERSEA　ENAMEL BOX
1800年前後のジョージアン時代、小さなエナメルのにおい箱を贈り物しあうことがとても流行りました。
こちらのお品は、そんな時代に作られました。
バタシーというのは、ロンドンにある地名ですが、このようなエナメルの小さな箱のことを、バタシーエナメルボックスと総称して呼ばれています。
　　　　それは、バタシーに1753年にエナメルの工場が出来たことから、そう呼ばれるようになったそう。でも、実は、こちらの工場は、1756年には、破産をしてなくなってしまっているので、アンティークで見つけられるエナメルの箱は、バタシーボックスと呼ばれてはいても、バタシーで作られたものではないのです。

チェック模様の格子の中に、手描きのお花が細かく描かれている、とても繊細な作りのお品です。

大きさ：約5cmｘ3cm　高さ約2cm　
状態・・・☆☆☆☆☆200年前のものとは思えない、エナメルの破損などのない、美しい状態のお品です。