1847年から1874年の間のヴィクトリア時代のシェフィールド、JOHN ROUND AND SONのお品になります。

こちらはヴィクトリア時代のお品ですが、フルーテッドの柄は、レイトジョージアン時代に流行ったデザインになります。整ったバランスのよい形は、見ていてとても美しいです。
ハンドルと蓋のFINIALフィニエルは、エボニー（黒木）で作られていて、シルバーにエレガントさを加えています。

昔は、テーブルの上に熱いお湯をキープするために使われたお品です。
十分ご使用いただけるお品ですが、今では、英国でも使うことよりは、ディスプレイとして使われていることが多いかも知れません。

大きさ：全体の高さ約35cm　幅約23cm　奥行き約13cm　ポット口径9cmx7cm
状態・・・☆☆☆☆☆　ポットの口の後ろの部分に、ポットが作られた際に出来た、シルバーのはげのような跡が見られるのですが、こちらは、はげたのではなく、作られた時に出来たものと思われます。それ以外は、シルバーのはげや凹みもなく、とてもきれいな状態のお品です。