1790年代、ニューホールのお品になります。

素地が薄く、光に当てると、向こう側の絵柄が透けて見える繊細な陶器です。
英国では、この時代からバラが人気があったのですね。
ティーボールの絵柄には、バラがつきものです。

ボールの中にも、縁の近くに模様がついています。
黒いラインの下に、青の矢のような模様と、波模様（ヒーリックスパターン）が描かれてポイントになっています。
ボールの底の小さなお花も、きれいに残っている状態です。

昔は、紅茶がとても貴重な飲み物だったため、すっぽりと手の中に納まるような小さなティーボールが使われていました。
こちらは、1790年代のお品ですので、オリジナルはボールにソーサーも付いていたものですが、ボールのみになっております。

大きさ：直径8cm　高さ5cm
状態・・・☆☆☆☆☆　欠け、ヒビ、貫入はございません。絵柄のすれもほとんどないとてもきれいな状態の貴重なお品です。