リッジウェイの珍しい４点セットのご紹介です。
ティー、コーヒーカップとソーサーのトリオは、１８００年前後に作られていたトリオの形です。
その後、ヴィクトリア時代に入り、カップ＆ソーサーとプレートのトリオに変化していきます。
こちらのお品は、その両方を兼ね備えた珍しいお品です。
パターンは、１８２４年に登録されたお品となります。PATT2/3669

今回、たくさんのリッジウェイのお品をご紹介しておりますが、どれも、ヴィクトリア時代初期、または、その少し前に作られたお品です。
時代背景から、ちょうど、ティー、コーヒーカップトリオから、カップ＆ソーサーとプレートのトリオに移行していった時代なのではないかと
思われます。
こちらはそれを象徴するかのようなお品ですね。

ゴージャスな金彩が施されたお品です。
カップの外側は上側半分がクリーム色と、ジグザグのラインと小さなお花のような模様がついており、凝った絵柄となっております。よく見ますと、外側の部分は、エンボスで形作られており、全体にたくさんの装飾が施された作品です。

大きさ：ティーカップ口径９．５cm　高さ ６cm　コーヒーカップ口径９cm　高さ７cm　ソーサー１５cm　プレート１５．２cm
状態・・・⭐⭐⭐⭐⭐　欠け、ヒビ、貫入のないとても綺麗な状態のお品です。ところどころ、かすれたような金彩のはげが見られます。