１８１０年代のニューホールのお品です。同じ柄のニューホールのティーボールは見かけたことがありますが、ハンドルの付いたティーカップは初めて見つけました。同じ柄でティーボールもティーカップも作っていたと思うと興味深いですね。
素地は、まだボーンチャイナを開発中のお品で、焼いた時にできる黒いポツポツした跡が所々に見られます。
ニューホールのお品は、庶民に向けて作られたお品が多いのですが、手描きのピンクのリボンとバラの模様はなんとも可愛らしいです。

大きさ：カップ口径８．２cm　高さ５．８cm　ソーサー１３．８cm
プレート１６．５cm
状態・・・⭐⭐⭐⭐⭐欠け、ヒビ、貫入はございません。作られた時にできる、この時代のものに特有の灰降りの小さな黒いポツポツとしたあとが見られます。