少し珍しい絵柄のティーカップです。
１９００年初期、エドウォーディアン時代のエインズレイのお品になります。
実は、今回の日本でのお茶会にいらしてくれた刺繍をされる方から教えてもらったのですが、こちらのカップのギザギザの柄は
刺繍のステッチの種類の一つ”クレイジーステッチ”だということ。
そして、このステッチは、ヴィクトリア時代に流行したものということがわかりました。
お花模様や、クラシックのモチーフが多い中、刺繍のステッチがモチーフになっているなんて面白いなと思いました。
ピンクの素地の色合いも個性的なお品です。　

大きさ：カップ口径８．２cm　高さ５．８cm　ソーサー１４cm
状態・・・⭐⭐⭐⭐⭐　欠け、ヒビ、貫入もなく、とてもきれいな状態のお品です。金彩のはげもございません。