マッピン＆ウェッブ、20世紀初頭のクラシカルなスタイルの象徴的なモチーフが溢れている、魅力的なスターリングシルバーサルヴァです。

アカンサスの葉と中央のバラが刻まれたライオンの足にそびえ立つこの壮大なトレイは、疾走するライオン（知恵、勇気、富）、古典的な壷（啓蒙主義と人道主義の哲学）、神とのさまざまなイメージを備えた華やかなパターンが縁取りに透かし細工で表現されています。ブドウ（憤怒、豊度、慈善）はすべてのネオクラシックデザインの典型的な特徴でもあります。

中央の野原には、渦巻く葉と巣に添えられた壮大なフェニックス鳥が巧みに刻まれています。ギリシャの歴史家、ヘロディトゥスによると、フェニックスはエチオピアからの神話上の鳥で、見事に大きく美しい羽を持っています。鳥は枝を巣にして燃やしましたが、灰から生まれ変わって永遠に生きました。フェニックスは永遠、変容、そして再生を象徴していますが、キリスト教神話ではそれは復活と結びついています。

多くの古典的な象徴で飾られた純銀の素晴らしいお品です。英国シルバーの老舗、マッピン＆ウェッブの家宝にしたいサルヴァです。
カートゥーシュの中にご自分の家紋のイニシャルを入れてもらうことも可能です。

1908 "Mappin & Webb" (Mn & Wb)

英国から、厳重に木箱に入れて発送いたします。

サイズ：直径５０cm　３.２３４kg
状態：☆☆☆☆☆　とても美しい状態のお品です。