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サルグミンヌ窯の美しいコバルトブルーのお皿です。
フレンチ・青いバラのケーキスタンド(送料込)
0円(内税)
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フレンチ・青いバラのケーキスタンド(送料込)
0円(内税)
在庫2枚あります。
白地にネイビーブルーで小さなバラと花たちの絵柄が、
フレンチらしいケーキ皿です。
土台が付いている皿で、小さなケーキスタンドになっているお皿です。
このような皿は珍しいです。

フレンチのアンティークは、英国のものと違い、使い古された味わいを大切にします。
こちらのお皿も、全体のグレイズの中に貫入が入っており、
うっすらと黄ばんだような色がついています。
英国のアンティークを手に入れる時には、
貫入などは気をつけて、出来るだけ入っていないものを選ぶのですが、
フレンチの場合は逆に、この貫入の入り方が芸術作品のような形でお店に並べられています。

<Sarreguemines (サルグミンヌ)>
1790年、フランスとドイツの国境の町Sarreguemines(サルグミンヌ)にサルグミンヌ窯が始まりました。
サルグミンヌは品質のよい陶器製作会社としてナポレオンも顧客になるほどの、大きな会社になりました。
1870年、Sarregueminesがフランス領からドイツ領となりました。
そして、フランスへの陶器の輸出に莫大な税金を課されることになったため、
1897年にサルグミンヌはフランスのもっと内地のDigoin地域に別途の窯を持つことにしました。
ここは、地域上の利点(大都市に近い、水路、陸路も便利)もさることながら、セラミック、グレー陶器、陶器の工場もあるので、移動先には最適でした。
Digoinに移ったサルグミンヌは、Sarregueminesから技術者を呼び集めました。
このサルグミンヌの技術力とDigoinの利便性が一緒になって、
今でも人気のディゴアン&サルグミンヌ窯となったのです。
19世紀末には、ヨーロッパ最大級の陶磁器メーカーになりました。
サルグミーヌの豊富で深いコバルトブルーはとても美しいものです。
このディゴアン&サルグミンヌ窯は1879年から1970年まで続きます。
2つの窯が一緒になってからも、ディゴワン/サルグミンヌマークの他に
ディゴワンマーク、サルグミンヌマークも使われていました。
しかし1960年代〜70年代には、ディゴワンの窯印はほぼ消滅し、
サルグミンヌの現代的な窯印に取って替わるようになりました。


大きさ:直径21cm 高さ3.5cm
状態・・・☆☆☆ 
欠け、ヒビはございません。
全体に貫入が入っており、その中に長年使われた黄ばみがあります。
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