1820年代のグレインジャー・ウスターのお品になります。
この時代の陶器の絵柄には、驚かされることが多々あります。
とても、150年以上前とは思えない斬新なデザインもたくさんあります。

ロイヤルウスターの前身、ウスターは、1751年に創業しておりますが、
1800年代に入ってから、ウスターのメインの工場からはなれて、トマス･グレインジャーがグレインジャーの工場を作って陶器を作り始めました。
このような話は、当時のどのメーカーにもあった話のようで、歴史を紐解くと、とても混乱するのですが、
もともとはウスターで陶器を作っていた人たちが、工場を離れて、名前を変えて陶器を作りはじめたので、
バックスタンプも名前が違うのです。

今では、”グレインジャー・ウスター”と呼ばれています。


ハンドルが高い位置についていて、なんともエレガントなコーヒーカップ＆ソーサーです。

大きさ：カップ口径8.5cm　高さ6.5cm　ソーサー15cm
状態・・・☆☆☆☆　欠け、ヒビ、貫入はございません。多少の金彩のはげがございますが、とても状態のよいお品です。

※ロイヤルウスターの概要はこちらをご覧ください。