希少なアンティーク、モートスプーンです。

まだ紅茶が中国から英国に輸入されるようになって間もない頃、モートスプーンは作られていました。
ハンドルの先が細くなっているのは、まだ、紅茶の葉が均等になっておらず、葉がかなり大きかったことから、
ティーポットの口に葉が詰まってしまっていたので、それを取り除くために、モートスプーンのハンドルの先のところを使ったそうです。

とても実用的なスプーンだったのですね。
スプーンの部分は、ティーストレイナーとして使われていたのですが、
今の形に近いティーストレイナーが作られるようになって、モートスプーンの役目は終わってしまうのです。

たった100年ほどの間のみに作られた貴重なスプーンです。

大きさ：約11cm
状態・・・☆☆☆☆☆　メーカーのスタンプもはっきりしており、とてもきれいな状態のお品です。