１８２８年ー１８３５年に作られたとても珍しいH＆Rダニエルのメイフラワーのタッツアになります。高台がついている高さのあるお皿になります。
青色の小さなお花がお皿いっぱいに装飾されています。

なかなか見ることのない、美術館所蔵レベルのお品です。
エンボスの小さなお花が全体を覆っているメイフラワーと呼ばれるシリーズは、HRダニエルの品の中でもとても時間をかけて作られた最上級の品だったことと思います。
シェイプを作るのもそうですが、絵付けにもかなりの時間がかかるでしょう。
HRダニエルのお品は、１９7０年代に入ってから英国人の研究者によって見出された名窯で、それまではミントンなどの他の窯のものとして扱われていました。
メイフラワーはそんなHRダニエルの中の代表的な作品になります。小さなエンボスのお花模様の他に、縁取りに小さな貝殻の形がモチーフに使われているのも、特徴の一つです。

PATT４６３０

サイズ：　直径　２２cm　高さ　６cm

状態　☆☆☆☆　全体に金彩のスレが見られます。高台に４箇所小さな欠けが見られます。お皿の裏側に黒い釉薬の塊のような跡が見られます。それ以外は絵柄もきれいに残っている状態の良いお品です。